お寺とNPOが協働して、「いのち(死後)のサポート」にあたります。
死後を誰に託すか
20年以上の活動歴を持つNPO法人りすシステム
お寺とNPOが協働して終活をサポート
「生前契約」サポートの仕組み
1.相談 | ひとりなので、死後が心配だ、自分のお葬式や納骨はどうなるのか…そんな不安をお持ちの方、まずはお寺にご連絡ください。「生前契約」について、懇切にご説明申し上げます。 |
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2.面談 | 次に大蓮寺が立ち会いの上、りすシステムの担当者から具体的なサポート内容についてご説明します。「死後事務」「生前事務」のいずれを選ぶのか、また具体的なサポート内容は? 費用は? などご納得いただけるまで話し合ってください。 営業ではありませんので、りすシステムから強引に勧めることはありません。納得できなければ、断ってください。大蓮寺からもご助言させていただきます。 |
3.契約 | ご納得いただければ、りすシステムとご本人の契約となります。公正証書遺言など法的手続きには、実印が必要な場面も出てきます。また費用も一律ではありませんが、百万円規模のものですから、十分熟考の上、交わすようにしてください(契約にもご希望により、大蓮寺が立ち会います)。 |
4.生活サポート | 契約内容によって異なりますが、「生前契約」の場合、もうひとりの家族として、すぐにサポート活動が始まります。話し相手や外出の介助、また入院や施設の入所手続き、医療上の実務など、広い範囲で日常生活の支援を行います。また、困った時の電話相談は、年中無休で受け付けています。 |
5.死後サポート | 亡くなった後のお葬式やお墓、その後の供養など、仏事にかかわるサポートは、大連寺とりすシステムが連携して、責任をもって遂行します。お葬式には、ご希望によってご負担のかからない「ひとり葬」もお勤めいたします。 仏事以外にも、住まいの片付け、保険・年金・クレジットなどの手続き、ペットの世話など実務を担当いたします。 |
「生前契約」を理解するために、
いくつかの専門的な言葉をくわしく説明しておきます。
- 生前契約
- 自己の死に備えて、自分の意思で葬儀、お墓やいろいろな契約、精算などの死後事務について、必要な費用も準備した上、家族・ 親族ではない第三者に契約によって委託すること。契約者が亡くなった後、委託された側が契約事項を確実に実行する法的かつ経済的な行為をいう。
- 生前事務
- 保証や財産管理、療養看護など、日々の暮らしの中で人が生きていくために必要なしごと。家族に代わって、これを第三者の委託すること。
- 死後事務
- 人がひとりで亡くなることで必要となるしごと。誰もが必ずしなければならない基本型死後事務(死亡確認、遺骸処理、医療保険等の資格喪失届けなど)と、その人に限って必要な選択型死後事務がある。
- 公正証書
- 依頼者の意思により、公証人が作成する公文書。生前契約は長い期間にわたるものなので、公正証書にして、その内容を確実に護る必要がある。
- NPO法人日本生前契約等決済機構
- りすシステムの受託した契約に、法律上の疑義はないか、また金銭管理を含め、契約内容通りの履行がされているかについての監督の役割を担う団体で、法律家や公証人によって組織されている。
- 大蓮寺のひとり葬
- 生前契約者でご希望の方のみを対象とした、大蓮寺の葬儀。大蓮寺本堂にて僧侶一名によって勤められる。会葬者は想定していないが、浄土宗儀軌に則り行われるものなので、いわゆる「直葬」「炉前葬」とはまったく異なるもの。