著書・紹介図書
秋田光彦の著書をはじめ、大蓮寺や應典院の活動について書かれた出版物をご紹介します。



近代日本宗教史第6巻 模索する現代
第三章「葬祭仏教と社会参加仏教」(執筆者の高橋原)より、日本における「社会参加仏教」の概念整理の一例として、『がんばれ仏教!』の著者の上田紀行が取り上げた一人の僧侶として、秋田光彦が紹介されている。市民参加と協働の場として應典院を開いたことにとどまらず、大蓮寺での生前個人墓や永代供養墓の開創など、葬祭仏教の最先端を走る僧侶の一人であると言及している。日本での先駆者たちが行ってきた活動は、葬祭仏教を不可欠な一部とし、欧米から輸入された「社会参加仏教」の枠組みには到底収まりきらない、と指摘している。
島薗進 末木文美士 大谷栄一 西村明/編集
2021年7月出版
春秋社
島薗進 末木文美士 大谷栄一 西村明/編集
2021年7月出版
春秋社






葬式をしない寺
「檀家ゼロ、葬式・法事は一切しない」──。大阪にある浄土宗・應典院は、これまでのお寺の常識をひっくり返す、革命的なコンセプトを持つ。モダンな外観、NPOによる運営、劇場を兼ねる本堂…、それは、賞味期限の切れた葬式仏教からの脱却をはかり、お寺本来が持つ力と信頼を取り戻すための試みだった。はたして今、社会から求められるお寺とは何か──。改革を担った僧侶が自らの体験をもとにつづる、「寺院再生のシンボル」應典院の軌跡。(2011年刊)
●檀家ゼロ、運営はNPO
●日本でいちばん若者が集まる寺
●バブル時代の"廃仏毀釈"
●オウムになくてお寺にあるもの
●寺は、教団のチェーン店ではない!
●「元祖NPO」は、日本の寺である
●日本仏教は「布教病」から脱却せよ!
●「死後の自立」を目指す、生前個人墓
●「学び・癒し・楽しみ」の場
●社会から求められる寺とは何か
秋田 光彦/著
2011年2月出版
新潮社
●檀家ゼロ、運営はNPO
●日本でいちばん若者が集まる寺
●バブル時代の"廃仏毀釈"
●オウムになくてお寺にあるもの
●寺は、教団のチェーン店ではない!
●「元祖NPO」は、日本の寺である
●日本仏教は「布教病」から脱却せよ!
●「死後の自立」を目指す、生前個人墓
●「学び・癒し・楽しみ」の場
●社会から求められる寺とは何か
秋田 光彦/著
2011年2月出版
新潮社



クリエイティブ・コミュニティ・デザイン
建築、3.11以降、多様な展開を見せる現代の「コミュニティ」は、デザイナー、建築家、社会起業家、キュレーターから宗教者まで、関わり方も様々。なぜ今彼らによって盛んにコミュニティは「デザイン」されているのか。実際的な地域/社会の問題はどう解決されているのか。震災を経て、地域/社会/人とのつながり、多様な住み方や働き方、生き方を、また、ソーシャル・キャピタル、ソーシャル・インクルージョン、サステナビリティをキーワードに現代社会が抱える問題を、コミュニティを通して考えます。
秋田光彦住職が、宗教者の視点から2編を寄稿しています。
2012年5月発行
フィルムアート社
秋田光彦住職が、宗教者の視点から2編を寄稿しています。
2012年5月発行
フィルムアート社


