1か月前は想像もしていなかった形で、新型コロナウイルスが世界的に猛威をふるっています。学校の休校や外出の抑制など、各方面で大きな影響が出ています。健康への影響を考慮して、総本山知恩院をはじめ、各ご寺院でも各行事の中止や延期の措置をしており、当山でも慎重に検討した結果、ここにまとめてお伝えしておきます。
●五重相伝は来年5月に延期
既報の通り、今年の五重相伝は「延期」とし、1年後の、令和3年5月1日から5日に改めて開催することとしました。このタイミングで強行するよりも、やはり皆さまの不安が払拭されてから五重相伝に臨んでいただくことが、何よりも大切と感じております。今回お忙しい中、ご予定くださった皆様におかれましては本当に申し訳ありませんが、改めまして令和3年5月の予定をお願いできれば幸いに存じます。
●輪番御忌法要は中止となりました
4月12日(日)に予定していた法然上人輪番御忌法要ですが、こちらは「中止」となりました。残念ですが、また来年にお勤めができることを願います。
●団参バスツアーも中止とします
6月7日(日)に予定していました、総本山知恩院改修落慶記念参拝バスツアーですが、肝心の知恩院も5月末まで団参受け入れをき、中止するなど非常事態が続いています。たとえ6月に再開されても、平静な環境でないとも考えられますので、止むを得ず今回は見送り、来年の五重相伝のお礼参りを兼ねて、再計画といたします。楽しみにされていた皆様には申し訳ありませんが、事情ご理解ください。
●おてらの終活プログラムも開催延期
應典院と協働して展開している「おてらの終活」プロジェクトですが、やはり全プログラムの開催を延期することとなりました。関係者とも熟慮を重ねた協議の結果、来場者の方々の健康を第一に考え、判断させていただきました。應典院にて3月28日から4月11日に開催を予定していた「おてら終活 花まつり」は、2020年9月末、お彼岸後などの開催を候補として現在検討しております。
●墓供養・護持会総会は中止とします(4/13更新)
6月14日(日)に予定していました、恒例の墓供養・護持会総会につきましても、同様の理由により中止とさせていただきます。ただし、墓供養ご希望の方につきましては、別途対応いたします。また、総会の議案については改めてご連絡いたします。
以上、4月から6月まで、おおよその当山行事が延期・中止となってしまいました。残念かつ申し訳なく思いますが、まずは皆様の健康をしっかり維持していただき、終息の日を待ちたいと念じます。感染3条件を回避して、慎みある生活を心がけてまいりましょう。