平成29年、当山改修工事をふりかえる

(2017年12月29日 更新)

平成29年度は大蓮寺の施設・設備の改修などが進んだ一年でした。みなさんのお寺が年々美観を整えていくことは、どなた様にも喜んでいただけます。お参りに来ていただいて、気持ちの良くなるお寺を目指してまいります。今年の改修工事について振り返っておきましょう。

■コンクリート塀をすべて洗浄(7月)
 松屋町筋に面した当山のコンクリート塀は平成9年、應典院再建の折に新調したものですが、今年7月に20年ぶりに全面を洗浄、新たに撥水剤を塗装しました。汚れを抑え、雨水などを弾く施行となっています。併せて山門の門扉も新たに塗装をし直しました。

■本堂・庫裏の空調を最新型に一新(7月)
 同時期に本堂、大玄関、広間の空調をすべて最新型の空調に新調しました。特に広間の格天井にマッチするよう意匠を凝らした据え付けを施しました。もちろんCO2排出も抑制されたエコ仕様となっています。

■永代供養総墓「共命」の壁面新装(11月)
 墓域中央にあります永代供養総墓「共命」の壁面部分をすべて新調しました。建碑以来15年をへて、壁面の石材一部が剥落しましたので、全面的に貼り替え工事を行いました。色目は少し変わりましたが、いっそう重厚感が増しました。

■年末に、広間に椅子・テーブルを導入(12月)
 年末から広間に専用のテーブルと椅子を導入します。これまで座椅子を使用していましたが、お参りいただく方々に少しでもお楽にしていただこうと、思い切って全面的に入れ替えることとしました。今後年中行事やご法事などもすべて広間は椅子・テーブルとなります。
 
 また、現在隣接する幼稚園プールの改修工事のため、境内北側にタワーが仮設されています(写真)。多少の工事車の出入りを除き、当山運営に直接関係はありませんが、来年3月まで続きますので、ご承知ください。