去る5月1日から5日まで当山にて19年ぶりの五重相伝会を開催 、52名の受者が念仏礼拝行に励み、 無事全員が満行することができました。
この度の五重相伝はコロナ禍の影響を受け2年前から再延期となり 、今回、十分な感染対策をとって3度目の実現となりました。 マスク、消毒、換気はもちろん、2班に分かれ、 本堂と書院会場を動画中継でつなぐ二元開催は画期的なものでした 。
しかしながら、受者の態度は実に如法で、 真剣に念仏に打ち込む姿に感動いたしました。 5日目の正伝法では涙ぐむ受者の姿もありました。
勧誡師は葭間弘淳上人、回向師は吉原徹哉上人、 また多くの執持を下寺町大江組の若手僧侶が担ってくれました。 晴れやかな天候のもと、本当に清々しい五重相伝となりました。
なお、五重相伝の準備の模様を、NHKBS「新日本風土記」 のテレビ取材がありました。 放映日が決まればまたお知らせします。