仏教シネマ

映画には「死者のまなざし」があふれている―。気鋭の宗教学者・釈徹宗と映画プロデューサーから大阪・應典院の住職となった秋田光彦。二人の“怪僧”が映画の中の生・老・病・死、そして葬儀を手がかりに、避けがたい苦しみをいかに引き受けて生き抜くかを説く。仏教の深い知恵が光るノンストップ・シネマ対談。

釈 徹宗・秋田 光彦/著
2013年9月出版
文春文庫