「転重軽受」の教え

2020年04月14日

浄土宗を開かれた法然上人のお言葉に「転重軽受(てんじゅうきょうじゅ)」というものがあります。
阿弥陀さまはお念仏をとなえている人の、重く受けるはずだった病気を転じて、軽くしてくださるという意味だそうです。
目に見えない感染に注意を払いながら、同時に今こうして健康でいられること、おかげに感謝できる、そうした功徳をいただけるのもお念仏のありがたさであると考えられます。
お家で過ごすことも多くなっている昨今です。さまざまな気分転換が必要ですね。
時折、目をつぶって「南無阿弥陀仏」と唱え、亡くなられたご先祖さまや、いま苦しみのなかにいる人たちのことに想いを向ける時間があってもいいのではないでしょうか。深呼吸深呼吸。