秋から冬への移り変わりの中で、「いのち」に気づくひととき
2019年12月12日
師走も半ばになると、朝夕も冷え込みが厳しくなりますね。
朝に縁・自然の回りをスタッフ全員で掃除をするのですが、この季節は掃いても掃いても上からの落ち葉の山。修行のような朝の掃除の時間ですが、冬に向かう中にも可愛いお花を咲かせたり、緑の蔦が少し色づきながらもしっかりと伸びていく様子を目にします。
今朝も晴天のなか、空を見上げれば、上町台地の石垣の上の大きな木々にはまだ色づいた葉が茂っていて、懸命に枝にぶらさがっています。あと数週間ですべての葉は落葉していくのでしょうか。でも、落ちた枯れ葉の命はそこで終わりません。土の上に落ちて腐葉土になり、次の春の新しい命の芽吹きのための栄養になる訳です。
命の円環を想いながら、また、来年の春に美しい花を咲かせることを祈りながらのお掃除の時間でした。
さて、来週の火曜日は今年最後の「終活カフェ特別篇」。一人づつ木魚を叩きながら、みなさんでお念仏を唱える「別時念仏」。その後は持ち寄りで楽しい忘年会も致します。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。