永代供養墓の勉強会がありました

2019年11月22日

朝夕はめっきり寒くなってきました。日中でも暖房をつける割合が高くなってきましたね。

最近では、永代供養墓という言葉を随分と目にする機会が増えてきたと思います。日本に永代供養という新しい形のお墓が登場したのは今から30年以上前。

1985年に滋賀県大津市にある比叡山延暦寺が最初と言われています。

その後、1987年には新潟県にある角田山妙光寺で安穏廟、1990年には東京都巣鴨でもやいの碑といった永代供養墓が開設され、こちらもテレビや新聞などのメディアに取り上げられ注目を集めました。

しかし、一般の市民の方が目にするようになったのは2000年以降です。

大蓮寺でも、2002年の「自然」の分譲を開始し、それ以降、様々な形で現代のお墓と市民の方を繋ぐ活動を続けてまいりました。昨年、当山でも「縁」そして、今年度は「共念」と続けて永代供養墓を開創いたしました。

そして、先日は各地の僧侶の方たちを集めて、塔頭寺院の應典院の研修室にて勉強会を開催しました。これは、礼拝空間デザイン室TSUNAGUの代表の森口純一さんが主催で開いてくださった学びの場です。

應典院のHPには報告記事もございますので、ご参考になさってください。

2018/12/10-2019/11/7 應典院寺務局:『寺業構想IN應典院 第2回・第3回』を開催いたしました。

永代供養墓がハイスピードで変化を遂げていること、しかしまだまだ一般市民の方々はお寺に対して馴染みがないこと、「やさしくて分かりやすい頼りになるお寺」を望まれていることを代表の森口さんよりお話がありました。

おおぜいの僧侶の方たち、住職の奥様(寺庭さん・坊守さん)たちも参加され、大変熱心に勉強する時間となりました。私たち大蓮寺も「優しくて」「分かりやすく」そして「頼りになる」お寺になるために、日々、努力を重ねていきたいと思っております。