こんな世情だからこそ・・・12月22日、お念仏をみなさんで!

2020年12月10日

師走の忙しい中ですが、大阪は不要不急の外出を自粛することになり、繁華街も寂しい年末になりました。しかし、そんな中でも、いや、そんな中だからこそ、平日のお昼間や土日にお参りに来られる方も多く、住職、職員とも大変ありがたいことだと感じております。また、永代供養墓をご見学にお越しになられる方の姿も多く、密を避けながら、ご案内をしております。

さて、毎年この時期にはこの一年に感謝して「別時念仏会」を開催いたします。今年は12月22日。本堂で皆様と一緒に木魚を叩いて、お念仏の時間を持ちます。別時念仏とは、日時を定めてもっぱらお念仏にはげむ法要です。「別時」「お別時」などとも呼ばれています。法然上人は、日々となえるお念仏の大切さを説く一方で、お念仏に対する気持ちが薄れてしまわないよう、折に触れ別時念仏を修めるべきである、とのお言葉を残されています。(浄土宗公式HPより)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は2019年の別時念仏会の様子ですが、このように一人一組の木魚を叩き、ただただ、お念仏を唱えするのです。不思議なことに、しばらく唱えてゆくと、他者の声と自分自身の声が混じりあい、共鳴するひとときが訪れます。本来は夜通しや一日中、または数日間、この念仏を唱える修行を僧侶の皆様は行うそうです。

きっと古の私たちのご先祖様も原因のわからぬ病に苦しみ、疫病の流行に胸を痛め、近しい方たちを亡くされた経験をお持ちのときに、「智者のふるまいをせずして、ただ一向に念仏すべし」という法然上人の教えに耳を傾け、阿弥陀様の前でお念仏をお唱えすることで、浄土に往かれた方を思い、お念じ申し上げる時間を過ごされたのではないでしょうか?コロナ禍のこの年末、是非とも近くに仏様を感じて、木魚を打って、お念仏を唱なえてみませんか?

今年は密を避ける意味で、親寺の大蓮寺の本堂で行います。ぜひとも一年の感謝や懺悔を込めて、阿弥陀様の前でお念仏を唱えてみませんか?また、終了後、簡単な茶話会を行い、皆様方との交流も深めていきたいと思います。椅子席のご用意もございますので、どうぞお気軽にお越しくださいませ。

 

日時:12月22日(火)午後14時~16時

場所:大蓮寺本堂および客殿

参加費:無料(どなた様もお気軽にお越しください)
申し込み:https://forms.gle/dECWqiWJFgaSzRAw8