大蓮寺永代供養墓 合同供養会を行いました。

2021年08月24日

去る8月22日、大蓮寺永代供養墓の合同供養会を行いました。
感染拡大のなかではありましたが、換気・消毒・マスク着用に留意し、25名ほどのご参詣がありました。
お越しくださった皆様ありがとうございます。そして、ご自宅からお手を合わせてくださったご家族の皆様にも御礼申し上げます。
しっかりと阿弥陀様に向かい、皆でお勤めいたしました。

秋田光軌副住職が導師を勤め、法要につづきお話くださいました。

終わりの見えないコロナ感染に心底疲れている私たちですが、しかしコロナによって、あたりまえの日々の有難さや、
コロナに限らず様々な原因から死にいく私たち、人間の姿に気づかされたとも言えるのではないでしょうか。

どうしても自分のことにいっぱいいっぱいで、他者に対する目線を失いがちな私たち。
まわりを見渡せば、病気や事故、心の病、死に対して悔やみきれないような想いを持っていらっしゃる方も多くいます。
悲しみは簡単に消えるものではありません。

大蓮寺本堂にはご本尊に阿弥陀様がいらっしゃいますが、阿弥陀様は修行中に、ある誓いを立てられたと言われています。
「我が名を呼ぶものは、たとえそれが極悪人であっても、必ず救う」と仰いました。
ですから私たちは「南無阿弥陀仏」(阿弥陀様にお任せします)とお称えし、大切な亡き人そして私自身、まわりの人たちのことも、どうぞお願いしますと心を籠めます。
どんな時でも構いませんし、場所も問いません。ぜひ手を合わせて「南無阿弥陀仏」とお称えしてみてください。

また、ご参加いただいた方からは、「お寺の本堂での法要に出席したことは初めての経験でとても心が和んだ」というお声や、
「3年前には数人の参列だった合同供養会が、こんなにご縁の広がりを見せてくれて嬉しくなった」などとお聞かせいただきました。

これからも、心を込めてともにご供養させていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。