阿弥陀さまとともに。お隣さまとともに。

2020年12月23日

幾分、日差しの穏やかな日が続いておりますが、年末年始はかなり冷え込む予報が出ていますね。
どうぞ温かくしてお過ごしくださいね。

昨日は大蓮寺にて「別時念仏会」を開催いたしました。
大蓮寺副住職の導師のもと、30分ほど「南無阿弥陀仏」と、木魚を打ちながら唱え続けるのですが、続けていると、あら不思議…。
自分とまわりの皆さんの声と木魚が、ぴったりと重なり合う瞬間の心地良いこと。
腕も痺れてくるし、喉も乾いてきます。
しかし、止められない、止まらない。

わたし個人の感覚ですが「誰かに動かされているような感じ」がしてくるのです。
阿弥陀様が近づいてきてくれているような、そんな気持ちさえしてきます。
長い道のりを旅しているような感覚にも近いでしょうか。
こんな不思議な思いを、その場で留まったままで体験できるなんて「お念仏を唱えよ」と仰った法然様はすごいお方だなぁと改めて思わされてしまうのでした。

参加された皆さんとお話するなかでは、他の宗教・宗派のお話に及んだり、今年一年の振りかえりや、来年にむけての抱負も語り合いました。
コロナ一色で大変な一年でしたが、だからこそ気づくことができた点も多かったのではないでしょうか。
仕事でも日常の生活でも、いろいろな工夫を凝らしてみたり、発想の転換になることも少なくなかったはずです。
新しい一年に向けて、どのように繋げていくことができるのか、今一度ひとりひとりが考えていきたいものですね。

一年、本当にお疲れ様でございました。
来年も、大蓮寺は一日一日を大切に、ご供養を続けてまいります。
ご縁をくださった皆様に心より感謝申し上げ、良いお年をお迎えくださることをお祈りいたします。

合掌


大蓮寺永代供養墓窓口(應典院寺務所内)

12月29日~1月5日までは冬期閉所しております。
御用の方は、大蓮寺小玄関にお越しください。
メールでのお問い合わせは随時承ります⇒ info@outenin.com
お電話は、1月6日以降におかけください。