【ブック】誕生3年間の言語環境がすべて。『3000万語の格差』

『3000万語の格差』著:ダナ・サスキンド 訳:掛札逸美(明石書店)

乳児がその生育において、いかに家庭の言語環境の影響を受けるか、を述べた本。その圧倒的な格差にも驚くが、同時に保護者同様、保育専門職のことばかけの重要性が指摘されている。ただ与えるだけでなく、子どもとのやりとりや、時には発話を待つという姿勢も必要だ。幼児教育における言語活動を改めて考え直してみたい。

http://www.akashi.co.jp/book/b360475.html