なにわの名刹・大蓮寺は、いまから450 年前の天文19年(1550年)3月5日、時の将軍足利義晴の三男坊・晴誉上人によって、足利家の大坂祈願所として創建されました。
 当時5千坪を有したといわれる大蓮寺は、その頃から大阪屈指の寺院として名高く、近世には徳川家の祈願所として愛護され、浄土宗別格寺院としての威容を誇りました。
 広大な寺域ではしばしば出開帳や勧進興行が催され、また大坂33ヶ所観音巡礼の札所としても知られ、往時のにぎわいは近松門左衛門の名作「曽根崎心中」にも描かれています。
 また、近世から大規模な寺子屋が開かれ、明治期には高津小学校や天王寺中学校(現高校)が当山で発祥、昭和28年には境内に直営のパドマ幼稚園を開園、平成8年には塔頭・應典院を再建、生涯学習に取り組むなど、文字通り地域文教の寺院として広く親しまれています。


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