法然上人輪番御忌大会を開催いたしました。

(2018年05月14日 更新)

 去る4月28日(土)、晴れやかな日差しの中、大蓮寺本堂前にくみ上げられた特設舞台にて、法然上人輪番御忌大会を開催。およそ150名ほどの参詣者がありました。

 もともと御忌とは天皇陛下や貴人の忌日法要をさす言葉です。浄土宗の宗祖、お念仏の元祖である法然上人は、今から約800年前の建暦2年(1212年)1月25日にご遷化されましたが、1524年に後柏原天皇の時に詔勅を賜り、浄土宗では法然上人の忌日に「御忌」という言葉をつかって7日間の法要をするようになり、これを「御忌(ぎょき)法要」と呼びます。

 当山では御忌法要を好身7ヶ寺合同で毎年輪番にて開催しており、今年は7年に1度の大蓮寺での法要にあたります。伝統の儀式を当山住職はじめ7ヶ寺の住職が出勤する壮麗な法要ですが、今回は7名の導師と4名の怜人(雅楽)による記念法要、さらにはパドマ幼稚園5歳児130名が法然上人を讃える歌声を清らかに響かせました。