大屋根工事改修・広間仕様変更について

(2018年02月08日 更新)

大蓮寺大屋根改修工事決まる
 
 当山本堂は大戦の大空襲によって焼失、昭和34年、当時の檀信徒のご浄財による再建されたものです。その後、何度か改修・補修を繰り返し、現在に至っていますが、近年雨漏りが激しく、応急措置はしたものの、昨年の大雨の際には内陣にまで雨が漏れ、改修を余儀なくされていました。

 専門家に調査を依頼したところ、老朽化のため抜本的な大屋根の修理が必要となり、去る1月7日の檀家総代会で協議の結果、全面改修を決議いたしました。当山本堂の銅板葺きの屋根は60年の歳月を経て、素晴らしい緑青の風合いを醸し出していますが、残念ながらこれをまったく新たなものに葺き替えることになります。また鐘楼も昭和41年竣工以来、かなり随所が傷んできましたので、このたび本堂工事と並行して改修することとなりました。

 本来ならば6月の護持会総会にも協議すべき事柄ですが、本年4月28日には当山にて輪番御忌大会が開催されますので、せっかくの勝縁ですので、そこに間に合わせたく新年早々の工事着工となりました。

広間がテーブル・椅子席になりました

 昨年暮れに広間に専用テーブルと椅子が入り、新年よりご利用いただけるようになりました。
 
 当山客殿(広間・新書院)は総檜造りの立派な日本建築ですが、かねてよりご高齢の方から椅子席を要望される声がありました。

 今や日本旅館や料理店もテーブル・椅子席の時代でもあり、今後のことを考え、思い切ってすべてテーブル・椅子席に新調することとなりました。
 
 人数によって、配置は変更しますが、広間は最大40名、新書院は15名の着席とお食事が可能です。今後のご法事にご利用ください。